みなさん、こんにちは。
私のサイトへ訪問してくださりありがとうございます。
フリーライターを生業としている30代後半の著者ですが、一応、企業の社長などの人脈はそこそこあり、そういった方々に突撃取材をして様々なネット記事を検証していこうという試みをしています。
今回は株式会社アルテカを取り上げてみます。不動産事業を展開されている企業ですが、この記事ではアルテカに入社を検討している方向けに採用関連の情報にフォーカスしたいと思っています。
入社を検討されている方は、下記のような部分が気になっているのではないでしょうか。
・アルテカの面接ってどんなこと聞かれるの?
・アルテカの口コミが気になる!
・アルテカの給与や年収はどのくらい?
・アルテカの不動産事業の強みは?
そんな方のために、アルテカの強みや、採用に関連する会社制度の特徴、口コミや評判までをまとめてみました。
入社検討される方は一度、目を通していただければと思います。
目次
アルテカの概要(歴史・沿革・直近の活動内容など)
会社概要
まずは会社概要です。HPやリクナビにも記載がありますので、そちらと併せて確認してみてください。
1975年設立、東京都港区北青山に本社を構える企業です。従業員数は200名となっており、代表は野村紘一となっています。
売上は121億円、事業内容は不動産の企画・開発・仕入れから、物件の内装の工事からトータルコーディネートまでを行っている企業です。
事業としては不動産という領域に特化していて、不動産に関することであれば一通りのことは対応できる体制があるようです。
関連会社にALTEKA INTERNATIONALという会社があり、ハワイにも進出をしているみたいです。ハワイ…良いですね。笑
私はハワイ行ったことないですが、ハワイの不動産物件なんかに携われる機会があるのかな?なんて考えるとワクワクしますね。
野村紘一社長の経歴や考え方
実績や強みは次の見出しからご紹介するとして、社長の経歴や考え方を取り上げてみたいと思います。野村紘一氏という方ですが、注目したいのがHPにも記載されている「日本初の億ションを世に送りだした」という点です。
あとでも詳しく触れますが、高付加価値でオリジナリティがある商品を追求していこうという姿勢が根本にあるみたいです。
あとは、「生活総合産業を目指す」という点にも注目です。
不動産事業を中心に展開していますが、不動産事業の中でも開発から仕入れだけではなくインテリアや内装まで踏み込んで事業を行っているということで、生活の品質を向上させるという観点で幅広くサービスの裾野を広げている印象です。
あまり表に出てこない人のようですが、他社と差別化して自社の領域を作ることに長けた方のようです。
アルテカの事業内容・強みは?
日本初の億ションを世に送りだした会社?!
前の項目でも軽く触れましたが、アルテカの強みと言えば、何と言ってもこれだと思います。日本初の億ションを企画して作り上げたということですね。
日本初の億ションは、「ベルテシリーズ」という商品ブランドのようです。億ションといえば、三井不動産や住友不動産などの大手の不動産会社が多く分譲していますが、業界の先駆けとしてアルテカが世に送り出したのですね。
ベルテシリーズを見てみると、低層階が中心で、最寄り駅から徒歩5分~10分ぐらいの物件が多く、外観も重厚感がありどっしりとしている印象です。
都心に住みたいけど、プライベートな空間も重要視して少し落ち着いたところに住みたいという方のニーズをうまくとらえているように感じます。
等価交換方式とは?
もう一つの強みとして、「等価交換方式」という考え方・仕組みを生み出したことが挙げられます。
これは、土地と建物の価値を等しく交換しましょう、というシンプルな考え方になっているわけですが、当時はまだ主流ではなかったようです。土地を所有している人にとって、税金などの面でメリットがあるとのことで、アルテカが取り入れだしてから徐々に世の中に広まっていったとのことです。
アルテカの採用情報
それではアルテカの採用情報を見ていきましょう。
求める職種
新卒の方は、営業・専門職などの総合職、設計・施工・Webなどの技術職、そして事務職などとなっています。
一方、中途の方は、建築工事(一般施工及び内装工事等)や建築総合企画設計、意匠・総合内装設計・インテリアデザインなど、様々な職種を募集しています。
その他にも、以下が募集職種に含まれます。
・不動産営業(総合用地仕入)
・不動産営業(売買・買取・再売)
・不動産営業(賃貸)
・建物総合管理・清掃、広報(HP制作・Webマーケティング担当)
・法務
・経理
・秘書(社長秘書・役員秘書・海外事務・営業総合秘書)
・高級マンションマンションフロントコンシェルジュといった受付
・案内業務(館内施設の案内、クロークサービス等)
・マンション管理に関わる業務(各種PCデータ入力、各種書類の管理・契約書等の確認等)
幅広い職種があり、細かく分かれているのでそれぞれが得意な分野で活躍できるのではないでしょうか。
求める人物像
続いてアルテカが求める人物像を紹介します。
アルテカが新卒の方に求める人物像や選考基準は、「仕事に素直さ」「真面目さ」「情熱」「積極性」「責任をもって取り組める方」 そして、向上心が強く、自己成長を望む方となっています。
アルテカの選考基準は、人物重視の採用を行っていて、面接では、「やる気」や「仕事への熱意」を見ているようです。
やる気や熱意はいわゆる向上心のことですね。向上心の有る方はどんな会社でも求められる人材ですし、特段アルテカだけが特殊というわけではなさそうです。
よく、やる気や熱意というワードだけで体育会系と決めつけてしまう方もいらっしゃいますが、根性とやる気は異なりますので、混同しないように気をつけましょう!(かくいう私も就活していた時は、そのように思っておりました・・・)
一方中途に求める人物像は、「将来“幹部”として働いてみたい方」や「柔軟性がある方」となっております。
役員以上になりたいという方にはチャンスが与えられる適した環境なのかもしれません。
また、柔軟性のある方は、社風にすぐ馴染め、色々なことを素早く吸収できるという意味で即戦力化できる方を求めているのかもしれません。
アルテカの口コミ・評判を検証(採用系)
3.1 評価・給与
最初に評価・給与の項目からです。企業の転職理由で一番多いのは評価や給与ですから、まずはこの項目に興味を持っている方も多いのではないかと思います。参考にしてみてください。
事務職だと自分がどのように評価されているのかが分かりづらいので、自己申告書に対するフィードバックが欲しい。
事務職の評価基準についての口コミです。自己申告書というものがあるようですが、フィードバックが欲しいという要望が記載されています。
自己申告書で自分が上げた成果や取り組み内容などを報告するイメージでしょうか。
私の友人で大企業で部長をしている友人がいるのですが、こういった質問ってすごく多いらしいですね。評価する側からすると、評価の内容って全部公開するのって難しいらしいです。
細かい評価基準は分かりませんが、入社前にフィードバックの制度や面談の機会があるかを確認しておくと良いかもしれません。
自分の仕事の結果・成果をアピールする機会が設けられており、会社側がそれを客観的に評価し、社歴・職歴に関係なく正当に評価してもらえる。
上記の自己申告書とは書かれていないですが、機会があると記載はされています。
この方は客観的に正当な評価がされていると感じているみたいです。実際にフィードバックをしてくれたかどうかは書かれていませんが、成果や結果が重要視されているような印象は持ちました。
上司によるかもしれないが、頑張ったら評価をきちんとしてもらえる。営業はもちろん事務職でも正当に評価してもらえる環境だった。
この方も正当に評価されていると感じてるみたいです。
ただ、やはり一番最初の口コミでもあったように、人により感じ方が違うという点は考慮しておかなければいけません。
給与は後からついてくると考えてガンガン働くスタンスの人もいれば、見合った給与をシビアに判断する人もいるでしょうから、自分のスタンスと評価制度が合っているのかどうかを入社前に確認したほうが良さそうです。
成長機会・やりがい
次に成長機会ややりがいについて見ていきましょう。
青山・表参道を中心に40年続く会社。VIP顧客が多く、他社ではあじわえないやりがいがあると思います。
日常では話せないような会社のトップの方や富裕層の方と話をさせていただく機会があり、刺激があります。
この2個はそれぞれ別々の方が口コミしていたのですが、本質的な内容は一緒です。
富裕層やVIP顧客との仕事ができるという点にやりがいを感じているようです。
会社のトップや富裕層であれば、目が肥えているという点と一流のサービスや対応が求められるでしょうから、簡単な仕事ではなさそうです。
マナーやビジネススキルなどをしっかりと見に付けて、きちんと対応ができるようになってやりがいを感じれるるのだと思います。
ディベロッパーとして自社物件の企画開発から不動産総合流通のすべてを行うことができます。そのため、不動産におけるすべての分野に関わることができ、自分自身が成長できる環境がある。
不動産という領域において学べる点が多いという内容となっています。
強みでも紹介したように、不動産の開発から流通までを行っているので、学べる分野や内容は多いのだと思います。
ただ、やはり高級物件を扱っていてそれなりの顧客を相手にビジネスをするという点は決して簡単な仕事ではないと思いますので、その点はよくよく検討すべきですね。
教育体制・研修
次に教育体制・研修の内容、社風などの口コミを見ていきます。
また、社風に関しては風通しが良く、たとえ若手であっても積極的な発言や提案は聞いてくれ、検討してくれる土台はあると思います。平均年齢も若く、寮もあります。若い人も多いので同年代の人とも交流も持てて切磋琢磨できるし、社員同士の関係性を重視する方にとては良いのかなとは思います。
これは「教育」に関わる内容ということで、ピックアップしてみました。
リクナビでも毎年積極的に採用をかけていることから、若い人が多く、若手に任せる、若手に考えさせるみたいな社風があるようです。社員寮もあるんですね。
入社当初、不動産に関しての知識がほとんど無かったのですが、一人に一人の先輩が付いてくれて手取り足取り教えてくれ、そこでだいぶ成長できました。どこの会社でも共通してことなのかもしれませんが、仕事では時に厳しく指導されることもあります。
この方は、不動産の知識が全くないということなので、新卒で入社された方でしょうか。
一人に一人の先輩がついて教育してくれたとありますね。おそらく、体制変更や部署により全てがマンツーマンということはないのでしょうが、OJTで先輩が指導してくれることをイメージしておくと良いかもしれません。
私の予想ですが、一人前になるまでにはある程度の期間が必要だと思います。
高付加価値の物件を取り扱っているわけですから、小手先の知識やビジネススキルではうまくいかないことも多いと思います。
だからこそやりがいがあるのだと思いますが、2~3年は謙虚にスキルや知識を身につけると思っておいたほうが良さそうです。
女性の働きやすさ
最後に女性の働きやすさです。アルテカは女性を積極的に採用しているみたいですので、女性の方は一度目を通しておいて頂ければと思います。
若手のメンバーが多いので、社内での風通しは良いです。女性社員は5割ほどとなっていますので、メリハリのある働き方をしている人が多いなというのが率直な感想です。残業は月平均20時間ぐらいだったと思います。
女性社員は5割ということなので、一般的な企業と比較すると女性社員の比率は高いほうだと言えます。
残業が月20時間ぐらいって良いですね。規定の時間が9~18時で20営業日と考えると、毎日9~19時ぐらいの勤務時間となりますね。
みなし残業で30~50時間がついている企業も多いですから、そう考えると健全ですね。
女性を積極的に採用してました。新卒採用も女性は多かったと思います。入社後はOJTでの研修があったので、そこで一通りの業務は経験できました。求人サイトにも書かれている通り、「これからは女性の時代」という言葉は社内でもよく聞きました。代表が言っていたからだと思います。
リクナビの採用実績を見てみると、28年度は20人中、女性が19人とほぼ女性になっています。かなり女性を積極的に採用していることが分かります。
女性の社会進出がどんどん進んでいると言っても、企業内では女性役員の比率が低いと問題視されていますから、女性を積極的に採用しているということは、女性の働きやすさの一つの指標にはなりそうです。
部署によりますが女性が多いため特有の空気が流れているときもありますが、基本的には働きやすい職場です。社員同士も仲が良く話もしやすいです。
特有の空気ってなんだろうと気になるところですが、どの会社でもあるようなことなんでしょうね。笑
おそらく若手、女性社員が多いということで、同じ目線で話せる社員が多いということもメリットかもしれません。
ただ、会社全体で見た場合と部署単位で見た場合だと若干、比率が変わる可能性もあると思いますので、希望する部署の平均年齢や女性の比率は確認しておきましょう。
口コミ・評判の検証まとめ
アルテカの採用関連の情報をまとめてみましたが、みなさんはどのような印象を持ちましたでしょうか。私は、率直な感想として、入社を希望する人も多そうだなという印象です。
不動産会社を希望する人は多いと思いますが、大手ではなく中堅、中小で自分の実力をつけたいと思っている人、その中でも女性の働きやすさを重視している人、ビジネスマナーや営業スキル等のアップも考えている人などにはまる企業ではないでしょうか。
高付加価値な物件を取り扱っているという特徴があるので、その特徴から生まれるメリットやデメリットはよくよく考えておきましょう。
高付加価値な物件だと、顧客も富裕層や企業の役員なども多くなってきます。
そういった方々はビジネススキルも高く、一般常識や考え方もしっかりしていると考えると、難易度は高そうですよね。
入社1ヶ月で一人前とはいかないと思います。インプットすることも多いでしょうし、経験を積まないといけない部分も多くあると予測できます。
ただ、そういった人と仕事をできるというやりがいも大きいでしょうし、期待通りの仕事ができた時、顧客からの反応も大きいものがあると予測できます。
おそらく、一人前になるまで3~5年という感じかと思いますので、短期的な視点ではなく、中長期的な視点でアルテカを検討するのが良いのではないでしょうか。