こんにちは!
今回は、古木大咲氏の経歴や理想の経営者像、注目すべき経営者たちについてご紹介していきます。
古木大咲氏について気になる方はぜひチェックしてみてください。
目次
古木大咲氏の経歴と実績
日本には多くの経営者が存在しますが、中でも20代という若さで起業した古木大咲氏とは、どういった人物なのでしょうか?
経歴と実績から探っていきましょう。
■学生時代の古木大咲氏とは?
鹿児島県で自営業を営む家庭に誕生した古木大咲氏は、中学3年生の頃に父親が亡くなったことで福岡に移住しました。
その後、高校へ入学したのですがわずか1年で中退し、アルバイトをしながら生活を続けていました。
中退した理由としては、家族に高校の学費で迷惑を掛けたくないという家族想いの一面を覗かせていますが、経営者という現在の姿からは想像ができないと感じた方も多いのではないでしょうか?
アルバイトでは、コンビニエンスストアや居酒屋など、様々な場所で働いていました。
ただ、どれも長続きすることはなく親戚からは不安定な生活を非難されてしまうなど、辛い時代でもあったようです。
このように、古木大咲氏の学生時代はお世辞にも順風満帆とは言えません。
父親が亡くなったことで状況は一変し、アルバイトを続けながら必死になり生きていたのです。
■ピンチをチャンスに変えて成功へと導く
「いつかは自分の会社を経営する」と親戚に宣言していた古木大咲氏は、アルバイトで生活していくことでは不十分だと考え、21歳の時に不動産会社へ就職することにしました。
ですが、学歴がないだけではなく不動産賃貸などの不動産に関する詳しい知識もないため、希望していた営業職に就くことができずに所有物件の清掃担当となったのです。
どうしても営業職として働きたい古木大咲氏は、地道な努力を続け営業職へ転身する結果となりました。そして、25歳の時に夢でもあった起業家になるため、独立することを決意します。
独立後は、デザインアパートの分譲などを中心に事業を行っていたのですが、リーマンショックでの大打撃により一時は会社の存続が危ぶまれることになりながらも、ピンチをチャンスに変えて東証一部上場企業へと成長させたのです。
■注目された斬新な経営スタイル
古木大咲氏は、リーマンショック後に展開した斬新なビジネススタイルで一躍注目を集める存在となりました。
正社員として働いていた不動産会社において、インターネットを活用したアパート販売は不動産事業においては有効であると考えて、これまでの不動産業界にはなかった手法を展開していったのです。
従来、土地を取得しアパートを建ててから希望したオーナーにアパートを販売するスタイルの不動産経営を行う会社が多かったのですが、リーマンショックにより土地や建物などの在庫を抱えるスタイルは危険であると判断し、在庫を持たない新しいビジネスモデルを打ち出し、事業を行いました。
アパートのオーナーになりたい人に向けて土地を選んでもらい、建物が完成したらアパート経営を始めてもらう仕組みとなり、在庫を持たずに事業を行えるとして注目されていったのです。
古木大咲氏から見る理想の経営者像
理想の経営者とはどういった人物でしょうか?
自分の周りを見てみると、理想となる人物がいない人もいるでしょう。
尊敬できる部分を持っていることが重要でもありますが、古木大咲氏を見てみると理想の経営者像が見えてきます。
■努力することを忘れない人間
古木大咲氏は努力することを忘れない人間です。
夢であった起業家になるためにも、様々な努力を続けてきました。
上記でも解説したように、古木大咲氏は経営者になる前に正社員として不動産会社で働いていました。
不動産賃貸やアパートの経営など、不動産事業について学ぶことも大切ですが、営業職として働くために平日は所有物件の清掃担当者として清掃をメインに行いながらも、営業時間外や休日を返上して自主的に飛び込み営業をする日々を過ごしていました。
その結果、成約を徐々に増やしていき上司から評価されることで営業職へ転身できた経歴を持っています。
自分がやりたいことには努力を惜しまない古木大咲氏の行動を知ることで尊敬の想いを抱く人は多いのではないでしょうか。
■新しいアイデアを思いつく能力がある
新しいアイデアによって仕事の効率化を図ることは仕事を行う上で大切なことでしょう。
古木大咲氏は、起業した後にリーマンショックを迎えています。
その当時はスタッフの給料が払えない状況にまで陥ったようですが、そんな時にこそ古木大咲氏は会社を見直し、ビジネスモデルを転換することで危機を乗り越えることに成功したのです。
今まであった不動産業界のスタイルを根本から見直すことは、普通の人では恐れを感じてできないことでもあるでしょう。
ですが、失敗を恐れないだけではなく成功すると自信のあるスタイルを構築することで、最大の危機をチャンスへと変えることができたのです。
こうした部分も理想の経営者像となるのではないでしょうか?
■利用者の充実した生活を考えたシステムの構築
古木大咲氏が手掛けるIoT・デザインアパートメント事業においては、スマートな生活を実現できるよう利用者のことを考えたシステムを構築しています。
アパート経営においては、面倒な作業も多く電話や実際に足を運び、時間を割いて作業を行うことが多い印象でもあります。
そのため、サラリーマンなど普段仕事をしている人にとっては手が出せない分野でもあったでしょう。
しかし、そんな時に古木大咲氏が考え出したのがアプリを使って不動産賃貸などのアパート運営ができるシステムです。
オンライン上で土地をマッチングし、IoTアパートの提案・建築・賃貸管理が行えるだけではなく、チャットを利用しながら運営に関する疑問や心配事を相談することが可能です。
送金明細、契約書、修繕履歴など、必要な書類もアプリで管理できるので、ペーパーレスとなり書類の紛失トラブルもないので安心でしょう。
オーナーや入居者など、利用者にとって使いやすく便利なシステムを構築したことで、アパート運営を誰もが利用しやすくなったのです。
利用者のためを思って便利なシステムを編み出す能力も尊敬できる部分でしょう。
今注目すべき経営者たち
ここでは、古木大咲氏以外の今注目される経営者たちをご紹介していきます。
■株式会社グッドライフ代表取締役:友利力也
大学在学中からインターネットを利用したビジネスについて勉強していた友利力也は、通っていた大学を中退しITベンチャー企業へと就職しています。
その中で様々なプロジェクトに関わることで成長していき、独立を視野に入れるようになったと言います。
不動産業界においては更なる効率化を図れると感じていたことからグッドライフを設立したのです。
不動産事業とIT事業を行う株式会社グッドライフでは、東京23区を中心に区分所有不動産物件の仕入れから販売、仲介、賃貸借、リノベーション、管理運営まで一貫して不動産事業を行っています。
ワンルームマンションの仕入事業を主力とし、多くのノウハウを生かしながら事業展開しています。
IT事業においては、広告事業やサービスの開発などを行い、急成長を遂げている企業です。
今後はIT技術を生かした不動産事業を展開することを目標としており、不動産業界において新たなサービスを提供してくれるでしょう。
■オスカーキャピタル株式会社代表取締役:金田大介
古木大咲氏と同様に20代という若さで不動産業界に入った金田大介は、2015年にオスカーキャピタル株式会社を立ち上げました。
投資用不動産物件の仕入れ、販売、管理までをトータルサポートしており、顧客のリピート率が80%を超える信頼性のある企業です。
独自のネットワークを駆使して不良債権案件や市場に出回る前の物件情報を収集し、市場よりも安く仕入れることでより価値の高い物件情報を顧客に提供しているのです。
その結果、2015年に営業を開始して1期目には営業スタッフが8名ながらも70億円もの取引高を上げたことで注目される企業となったのです。
■Beauty Mode代表取締役:西野智子
総合美容サロンのBeauty Modeは、スタッフ全員が子育て真っ最中であることが特徴です。
現在では働き方改革や女性活躍推進法の成立で女性が働きやすい企業が増えてきたことは事実ですが、保育園不足や待機児童問題、時短勤務などに理解のない企業はまだまだ多くあることは事実です。
ですが、Beauty Modeは営業時間が10時から18時までと保育園や学童保育の送迎に支障のない時間だけではなく、子どもの急な発熱による欠勤や産休などにもフォローできる体制をとることで女性にとって働きやすい環境であることが言えます。
一般的には美容サロンは土日や祝日も営業しており、営業時間も長いイメージでしょう。
ただ、子どもがいると子育てをしながら働くことは難しいと考えてしまいます。
資格を持ちながらも働く場がないことで悩む母親が多いことに着目したことで、高いスキルを持った人材を確保することに成功したのです。
2019年には2号店をオープンさせ、成長を遂げている企業です。
このように、様々な場で活躍する若き経営者は多く存在します。
理想の経営者像は人によって違いがあるでしょうが、多くの経営者たちが自分の進むべき道を導き出し、そのために努力をしています。
これからも多くの経営者が現れ努力し続けることで、日本はより生活がしやすくなるような国になるのではないでしょうか。
古木大咲氏が手掛けているIoT・デザインアパートメント事業にも注目しながら期待していきましょう。