みなさん、こんにちは。
私のサイトへ訪問してくださりありがとうございます。
まだまだ夏休みの時期ですが、みなさんは旅行など行ってますでしょうか?
長い休みは学生さんの特権!
大学生の方はまだまだ残りの時間も多いので、今からでも国内旅行・海外旅行など、どんどんいけそうですね!
ということで、本日はあの大手の旅行会社JTBについての会社の概要や評判について見ていきたい思います。
JTBの概要について
JTBといえば、修学旅行や社員旅行などでサービスを利用した方もかなり多いのではないでしょうか?
ツアーや旅行パックなどのサービスについては、よく調べることは多いですが、旅行会社自体については意外とよく知らないことが多いものです。
【会社名】株式会社JTB(JTB Corp.)
【設立年月日】1963年11月12日
【主な株主】公益財団法人日本交通公社
【役員】◆会長◆ 田川博己 ◆社長◆ 高橋広行
こちらは公式サイトに記載されていた概要になります。
2014年に社長交代(高橋が社長就任)があったのですが、これだけの規模な会社なので、かなりのニュースになってたようです。
訪日外国人数が年々増加しているため、日本経済におけるインバウンドの役割の重要性が増しているなか、日本を代表する旅行業界トップのJTBは今後どのような指針を示していくのでしょうか?
JTBの沿革についてより詳しく見ていきましょう。
JTBの長い歴史について
実はJTB、設立年は1963年ですが、その前身である会社も含めると、歴史は100年以上もあるのです。
JTBのルーツである「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」は1912に創立されます。
戦前からインバウンドの橋がけとして活躍しており、今でも旅行業界だけでなく、日本企業のトップクラスの座を占めているだなんて、驚きですね。
さてジャパン・ツーリスト・ビューローは外国人観光客の誘致、斡旋の専門機関として誕生しました。
ざっくり事業の拡大の様子を、高橋社長の「第一・第二・第三の創業」という言葉を使って説明していきましょう。
《第一の創業》
ジャパン・ツーリスト・ビューローの創業時は、まず訪日外国人向けのきっぷ代売やクーポン発行などの事業を始めております。
《第二の創業》
戦後の1960年頃までには、その間に何度か社名を変更しており、1963年にはJTBの前進である株式会社日本交通公社が設立されています。
第一の創業の定着を経て、今度は第二の創業と言われるようにまた事業を拡大していき、海外国内パッケージ旅行の造成販売・修学旅行・企業の旅行などがスタートします。法人ビジネス、グローバルネットワークの拡大など事業の規模感も大きくなっております。
《第三の創業》
2018年1月からは社名を株式会社ジェイティービーから株式会社JTBへ変更します。
また2018年4月から「交流創造事業~JTBならではのソリューション(商品・サービス・情報および仕組み)の提供により、地球を舞台にあらゆる交流を創造し、お客様の感動・共感を呼び起こすこと。」というスローガンを掲げており、高橋社長はグループをあげて第三の創業にチャレンジすると明言しています。
スローガンの詳細説明としては「地球を舞台に、個人や法人のお客様の課題はもとより、地域、国、社会が抱える課題を解決し、お客様にとっての成果をお約束する。このことを通じて、観光先進国日本の実現と、ツーリズム産業の発展に寄与していく。」ということだそうです。
歴史がとても長いので、第三の創業が始まったのは、ごく最近のことのように思われますね。これからも今後のJTBの変化に目が離せません。
JTBの口コミ・評判を検証 [商材]
実際のJTBのサービスは顧客にどのような印象を与え、評価をされているのでしょうか?
ここでは、顧客のリアルな口コミを見ていき、スローガンにあるようなJTBサービス精神がどれくらい顧客に反映されているのか検証してみます。
《良かった!という声》
「現地ガイドの方も素敵な方ばかりで、また、
ホテルがなんといっても最高でした!
お部屋もグレードアップして頂き、また、勤めておられる方々が
皆さんプロの対応なのにフレンドリー!」
「・細やかな配慮に感動しました。
・少人数で割合自由なのが好きですが、値段の点でちょっとすすめにくい気がしています。でも私はそれだけの楽しさは味わえると思うので「高いけど・・・」とすすめています。
・トルコと日本の共通点をもとにトルコの方が好意を持って迎えてくださっていることが感じられうれしかった。
・当日飛行機の欠航でハラハラしましたが、よく対応して頂き助かりました。」
「ツアー責任者の臨機応変な対応もユーモアも素晴らしかったです。本当にお世話になりました。
・価格的に誰でもというわけではありませんが、親子旅行(シニア)など希望される方にはいいなと感じました。別行動も出来、体力差あっても対応して頂けたので。」
「・今まで団体行動がわずらわしいのでツアーを極力さけていましたが、今回の旅で見方が変わりました。グランドツアーにして本当によかったです。
・添乗員さんがとても親切で頼りになったので、非常に安心できるツアーでした。団体行動でもテキパキ効率よくすすめてくださったので、時間のロスがなくよかったです。
・ちょっと心細いなーと助けてほしいときに、何気なく自然にそっと対応してくださるツアー責任者の言動に救われました。他人の集まりなのにこんなに楽しくて快適な旅もできて感謝しております。
・ツアー代金は高いが、ツアーの内容はワンランク上で、満足出来ると思います。少人数でツアー責任者のきめの細かい気配りがすばらしい。」
価格が高いという声もありますが、全体的に対応やサービスがきめ細やかで、責任を持って仕事をしてくれるから良かった!という声が多いですね。
欠航やツアー参加者の体力の違いなどにも臨機応変に対応してくれるという口コミもありますね。
《満足できなかったという声》
「あまり詳しいことは話せませんが、修学旅行や遠足で使わせていただいています。
例年、添乗員の態度が悪いと生徒からクレームがあがります。上から目線といいますか、教員への態度と(一部の)生徒への対応に温度差があるのです。
しかしながら、業務上の絡みもあるので先日、私事の旅行の件で北陸のある支店へ電話をかけました。その時に対応した女性スタッフなのですが、
・常に上から目線
・二言目には「来店してもらわないとわからない」
こちらとしては、目的地や日程を伝えた上で空席のツアーがあるのか、またこの夏はどのような観光地が人気なのかを軽い気持ちで聞いたのですが、終始「ウチは商品をたくさん取り扱っているから説明なんてできない!」「そんなことも知らないのか」という態度でした。時間がないから休憩時間に電話しているのに。では一体なんのための電話回線なんですかね・・・
また、予算を伝えると「無理無理無理」と頭ごなしに否定されました。そんなに非常識な金額を提示した覚えはないのですが、どうやらJTBさんとしては他所の格安ツアーと一緒にされたくないようです。というか、ヨーロッパで一人20万程度を提示しているのに「無理」って、ねぇ。。。この会社はあくまで高級路線を貫くお考えなのでしょうか。本当は電話で案内するのが面倒だったんじゃないですか、と勘ぐりたくなるような電話対応でした。」
人によって感じ方もいろいろだとは思いますが、電話対応は対面の対応ではないので、誤解が生じたり、疑問を感じたりすることってよくありますよね…。
スタッフによって全く対応が違うという場合もあるので、旅行を依頼する場合は、サービス精神のあるスタッフさんが担当になってほしいですね。
採用における口コミも気になるので、そちらも見ていきましょう!
JTBの口コミ・評判を検証 [採用]
さて、実際に働いている人の口コミをいくつかピックアップしてみました。
「海外を舞台に、なんていうキーワードで入社をしたが、やはり当たり前だけど働く場所は日本なので、普段からグローバルを意識することは少ない。」
「よく、「たくさん旅行行けていいですね!」なんで言われるけど、まずそんなに行けるわけがない。営業職なので、そんなにいつもどこか行っていたら、営業の成績が伸びるわけがない。確かに、添乗員として行くことはあるけれど、やはりメインはお客様。人をどうやったら楽しませることができるか?を考えられる人が向いていると思う。」
「女性は働きやすいと思います。まず、ダイバーシティの考え方が浸透しているので、出産に対して、理解があります。なるべく早めに帰れるような制度もあったと思います。また、有給消化が義務付けられているので、金曜日に荷物を持ってきて、そのまま有給を使いながら海外に旅行に行く女性も多いです。労働組合もしっかりしていたと思うので、入ってから放って置かれるということはないと思います。ただ、どの部署に配属されるかでも、仕事の忙しさも変わってくると思いますが。」
旅行会社に就職したからたくさん旅行ができる!という短絡的なイメージは間違っているということですね。就活生の方などはそういったイメージで会社選びをせず、実際の仕事内容や、やりがいをしっかり調べたほうが安全です。
多様性が認められていて、女性にとって理解のある環境があるということはとても良いことですね。
まとめ
さて、JTBの歴史や口コミを見ていきましたが、いかがでしょうか?
私が就学旅行でJTBを利用させてもらっていたときは、まだ会社名は「株式会社ジェイティービー」でしたので、日本の会社なのに社名がカタカナ3文字になったことがとても新鮮でしたし、JTBがよりグローバルな事業拡大を目指しているということが伝わりました。
旅行会社で働くのはとても忙しく大変だという話を聞いたことがあったので、そうなのかなと思っていましたが、実際の口コミを見てみると、強制的に消化しなければいけない有給があったり、産休など女性を配慮して制度がちゃんとあったりしていて、思ったより働きやすいのではと思いました。
予想よりも海外に関連した業務が少なかったという声もありましたが、外資系企業で働く方の中にも「外資勤めは海外企業の日本支社に勤めていることと一緒だから、思ったよりグローバルではなかった」という声もあるくらいですし、特に他企業に比べてチャンスが少ないということではないんじゃないかと思います。