現在、不動産投資をしている方の中には、なかなか上手くいかないと感じている方もいるのではないでしょうか?
そんな悩みを持っている方は、不動産を購入した時期がその悩みの原因になっている可能性があります。
不動産投資は、数ある投資の中でも大きなお金が動くため、悩みを抱えやすいものだと考えることもできます。
今回は、不動産投資をする時期についてご紹介していきましょう。
不動産の購入は時期が大切
不動産投資に関するブログなどは、多くの場合成功した人が書いています。
そのような記事に目を通せば、不動産投資に対するモチベーションが高まりますし、読んでいても面白いと感じるでしょう。
そのようなブログを書いている方は、どうして不動産投資で成功することができたのでしょうか?
様々な成功ポイントがあるかと思いますが、多くの方は不動産投資を始めた時期が良かったと考えられます。
不動産投資は他の投資と比べてみても、購入する時期が大切になる投資方法です。
現在は、東京オリンピックに向けて不動産の価格がかなり高水準になっていて、魅力的な物件が出てくることも少ないと言えるでしょう。
そんな時に無理に不動産物件を購入する必要はありません。
個人投資家の場合は、購入する時期を選べるという大きなメリットがあります。
そのメリットを最大限に活かして、良い時期がやってきた時に購入するようにしましょう。
不動産投資をしていて収益に行き詰っているという方で新しい物件を開拓しようと思っている場合であっても、良い時期を見極めることはとても重要になります。
銀行や業者に惑わされて購入するのはNG
不動産物件は、リーマンショックのような金融危機が起こると価値が落ち込んでしまいます。
しかし今となってはその時期に購入していた方は、勝ち組になっているのです。
現在はその当時と比べると金利も低くなっていて、融資も受けやすくなりました。
ただ、金利に惑わされて不動産物件の購入を急いでしまうのは、始める時期を無視した形になってしまいます。
不動産業者の中には、「できるだけ早い時期から始めた方が良い」、「家賃収入が少しでも増えた方が将来のためになる」といったセールストークをしてくる可能性もあるでしょう。
40代や50代になってくるとローンの問題が出てくるため、出来るだけ早く決めないとローン審査に通らないなどの問題が発生するかもしれません。
そのため、40代から50代の投資家の場合は、条件が揃っている物件があればできるだけ早い段階で決め、ローンを組むことを優先して購入するというケースもあります。
それは目的がしっかりしているので、時期を誤っているとは言えないでしょう。
2020年を見据えた不動産投資をするというケースも
2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。
国際的な大会なので、日本国内に流入してくる外国人が増える可能性が高くなります。
そのため、不動産物件が増えているのです。
不動産投資という側面から見ても、今のうちにスタートするのが良いと考える投資家もいるので、今が買い時だという考え方もできるでしょう。
しかし、2020年以降は人口が減少していくのではないかという考え方もあるので、一概にどうなるかという結論を今すぐに出すことはできません。
もしもの時に備えた不動産投資をするのであれば、交通アクセスや住環境、ターゲットとなる属性によって需要が変わるということを把握した投資を行うことが重要になります。
時の流れによって変化する重要に柔軟に対応していくためには、空室率が低い物件や購入額が低い物件、維持管理がしっかりとされている物件であることが条件になるでしょう。
空室対策をするためには、敷金や礼金を下げるなどの工夫をする必要があります。
また、購入額が低い物件を選ぶことによって、融資が通りやすくなるため物件を購入しやすくなるのです。
そして維持管理がしっかりとされている物件であれば、購入してからの修繕コストがそこまでかからない、定期的な点検や計画的な修繕が行われているということを意味します。
つまり、購入してからの安心感が高いということになります。
不動産投資をすでにしているという方であれば、これらは当たり前のことだと感じるかもしれません。
しかし、なかなか意識することができず、行き詰ってしまうというケースもあります。
そのため、これからも不動産投資を継続していくのであれば、再度意識してみると良いでしょう。
不動産投資は、数ある投資の中でも大きな金額が動く投資です。
そのため、行き詰ってしまうというケースも少なくありません。
しかし、しっかりと不動産投資に関する知識を身に付け、情報を収集できていれば、再スタートすることも可能です。
現在、不動産投資で行き詰まっていると感じているのであれば、不動産投資に関する知識や情報を再確認し、時期を見極めて再スタートを切ってみましょう。