不動産投資は、様々な投資方法がある中でも大きな利益を得られる投資の1つです。
そのため、始めてみようと考える人も増え始めています。
しかし、不動産投資に関する知識を身に付けていないとリスクを回避することができなかったり、売却のタイミングを見失ったりする可能性が出てきます。
今回は、不動産投資で儲かる仕組みを再確認しながら、売却のベストなタイミングについてご紹介していきましょう。
目次
不動産投資で儲かる仕組みを作るためには
不動産投資で儲かるためには、仕組みをしっかりと構築することや計画を念入りに立てるといったことが必要になります。
株式投資やFXと比べてみるとリスクは少ないように感じるかもしれませんが、全く知識がない状態で始めたり、準備をしないまま何となく始めたりするのは大きなリスクを伴うことになってしまいます。
そのため、事前に準備をしておかなければいけないのです。
資金計画や収支計画はしっかりと
不動産投資は、長期的な取り組みになり、初期投資だけでも数百万円~数千万円という大きなお金が動きます。
そのため、お金がどのように流れていくのかということをしっかりとシミュレーションすることが重要になります。
このシミュレーションを行う必要があるのが、資金計画や収支計画です。
資金計画や収支計画は、借入を行う時にも重要な役割を果たします。
不動産物件を一括で購入するのであれば特に問題はありませんが、多くの場合は銀行などから借り入れをするでしょう。
その時に、借入と利回りのバランスをしっかりと考えなければいけないのです。
もしも返済後の利回りを計算した時にマイナスになってしまうのであれば、資金計画や収支計画を考え直さなければいけないというケースもあります。
家賃設定や空室率の予想も考慮しなければいけないのですが、この判断は難しいものです。
難しいと感じることは専門家にアドバイスをもらいながら進めていくようにしましょう。
修繕することも忘れてはいけない
賃貸物件は、築年数と共に劣化してしまいます。
劣化していくと様々な不具合が出てくる可能性もあります。
そのような不具合を未然に防ぐためには、入居者が入れ替わるタイミングで現状回復を行ったり、大規模な修繕を定期的に行ったりしなければいけません。
もしも修繕を怠ってしまうと、売却を考えた時に価値が大幅に下がってしまうことも考えられます。
そのため、定期的な修繕は必要不可欠なものだと思っておいた方が良いでしょう。
不動産物件を売却するベストなタイミングはいつなのか
不動産投資を行っている中で、売却を検討するタイミングがやってきます。
しかし、どのタイミングがベストなタイミングなのか分からないという投資家も少なくありません。
そこで、不動産物件の儲かる売却タイミングについてご紹介しましょう。
築15年以内であれば早めに売却すべき
不動産物件の価値は、築15年を超えてしまうと大幅に下がってしまいます。
そのため、売却を検討しているのであればできるだけ早い段階で売却をした方が良いということになります。
三大都市圏に物件がある
三大都市圏(東京、名古屋、大阪)では、中古マンション市場が好調になっています。
東京都内では、高止まりになりつつあるので早めの売却を検討した方が無難です。
名古屋や大阪の物件も東京都似たような傾向になる可能性があるので、できるだけ早い段階で売却をした方が良いということになるでしょう。
近隣でマンションの引き渡しがないかをリサーチする
不動産物件を売却したいのであれば、近隣のマンションなどの不動産供給にしっかりとアンテナを張っておきましょう。
宅地やマンションの開発が始まっているのであれば、そのタイミングに合わせて売却できる可能性も高くなっています。
そのようなタイミングを逃さないためにもしっかりとアンテナを張っておくべきなのです。
1月~3月に合わせて売却ができる
早急に物件を売却したいとか、すぐに現金を手に入れたいというのであればこの条件に当てはめることは難しくなってしまいますが、1月~3月に合わせて売却ができるのは最も理想的です。
なぜ1月~3月なのかというと、この時期は1年の中で最も人の移動が多くなるからです。
そのため、不動産物件の需要も高まります。
その結果、不動産売却を成功させられるのです。
ここで紹介した4つの条件の中で2つ以上該当するタイミングであれば、売り時だと言えるでしょう。
もしも不動産物件を売却したいと考えている場合は、参考にしてみてください。
不動産投資を行っていると売却したいと思うタイミングがやってくることもあります。
そのような時に儲かる仕組みを知っていれば、売却時にも大きな利益を手にできる可能性が高くなるでしょう。
不動産物件の売却を検討しているという投資家は、今回ご紹介したポイントを参考に、売却するベストなタイミングを見計らっていきましょう。