サイトアイコン 検証ジャーナル

不動産投資は2020年以降も安心?2020年以降の不動産市場の行方

不動産投資を行っている人の中には、今後のことを見据えて売却を検討している人も多いかと思います。

そんな時、一番悩んでしまうのが不動産を売却するタイミングです。

今回は、不動産売却をする上で最も肝心な「売却のタイミング」について解説していきましょう。

ここで売却するのに最善のタイミングを味方につけておくことで、失敗から成功を掴むチャンスに変えられるかもしれません。

 

 

不動産を売却するのに重要な5つのポイント

 

マンションやオフィスビルなどの不動産を売却するのは、一般家庭において人生で最も大きな取引になるのではないでしょうか?

購入するのに対し、売却はそれほど多くの人が経験することではありません。

そのため、不動産を売却するタイミングはどうやって見極めたら良いのか、分からない人も多いはずです。

そんな人のために、不動産を売却するのにベストなタイミングを5つご紹介していきましょう。

 

1.市場の景気が良い時

2.税率が低い時期

3.築年数が浅い

4.需要のあるシーズン

5.ローン完済後

 

不動産売却のタイミングは以上のポイントを満たした時がベストな時期です。

全ての項目を満たすことは難しいかもしれませんが、少しでも有利なタイミングに売却することによって、最大限に利益を出すことができるはずです。

まだ、売却するかどうか迷っている人も、今のうちから売るタイミングについて考える習慣をつけておくようにしましょう。

 

 

どんな市況の時に売却したら良いのか?

 

市況とは不動産業界全体の景気のことを言います。

市場の景気が良好な時期に売却するのがポイントであると述べましたが、具体的にどのような状況を指しているのでしょうか?

結論を先に言うと、土地または物件価格が最も上昇しているタイミングで売ると、投資家は一番利益を出しやすくなります。

ここ最近の市況は、首都圏エリアの中古マンションは、数年間安定しています。

リーマンショックによる影響が収まってきた2009年以降は、上昇も下落も落ち着いているようです。

一方、新築マンションの価格は上がり続けていて、2010年以降は下がることはほぼなく上昇し続けている状況です。

だからと言って新築マンションの戸数が増えることはなく、これは新築マンションの物件価格が高止まりしていることが原因にあるようです。

これ以上供給すると、値崩れしてしまう可能性もあるでしょう。

しかし、不動産全体の需要は東京オリンピック開催に向けて少しずつ上昇していくので、2020年までは良好な状況が続くことが予想されます。

また、消費税が増税される2019年10月までの時期は購入した物件価格に1割の消費税がかかることになるので、増税前の駆け込み需要も考えられるでしょう。

 

 

築年数は15年以降から価格差が出てくる

 

不動産物件の築年数は、浅いほど高く売れるのはご存知の人も多いのではないでしょうか?

では、具体的にどのくらいの築年数が売り時なのかというと、高く売れるのは築10年~15年の間です。

中古マンションの場合は、築15年目になると坪単価が値下がりしてしまうので、最低でも15年以内に売却した方が良いでしょう。

築16年~20年の物件は、価格の下落が激しく戸建てでもかなり安くなってしまいます。

築15年以上の不動産を売却する場合は、修繕してから売却することをおすすめします。

そして、修繕の実施状況を不動産会社や購入者にしっかり説明することで、値下がり幅を抑えることができるでしょう。

付加価値の高い不動産であれば、そこまで大きな値下がりにはつながることはありません。

 

 

年間で最も高く売れるタイミングはいつ?

 

市況や築年数など具体的なタイミングを把握できたところで、最後に短期で見た時のタイミングについて解説していきます。

1年間のうちに最も高く売れる時期は、2~3月です。

この時期は引っ越しシーズンで、物件が高くても売却が見込めます。

また、春ほどではないにしろ。8月や10月も引っ越しが増える時期で、引っ越し業者への依頼が殺到します。

以上の時期を目安に売却取引をすることで、物件が売れやすくなるでしょう。

 

 

不動産の売却にはたくさんのテクニックやコツがありますが、今回ご紹介した売却するタイミングもとても重要です。

不動産売却は同じ物件でも「いつ売るのか」によって価格が大きく変わってきます。

不動産は高額商品なだけあって少しの価格変動でも大きな差が生じるので、不動産売却で損をしたくない人は「不動産価格は常に変動している」ということを頭に入れておきましょう。

理想的な不動産売却は買った時よりも高く売れることです。

新築時の物件価値がピークから値下がりするという事実がある以上、築年数が長くなれば価格が下がってしまうことは仕方のないことかもしれません。

しかし、近年では首都圏や主要駅周辺などの不動産物件は需要があり購入した時よりも高く売れるといった実績もあります。

ここで知った最善のタイミングに不動産売却を狙ってみてはいかがでしょうか?

モバイルバージョンを終了