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プリントパックはどんな会社?設立からビジネスモデルまでご紹介

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こんにちは!

本日は、プリントパックについて取り上げてみます。読者の皆様はプリントパックという会社についてどんなイメージを持たれていますでしょうか?

プリントパックというとネット印刷業界において大手の会社と言えます。

ユーザー件数100万人以上にもなるネット印刷の会社ですが、実は元々オフセット印刷の焼付分野で創業した会社です。

そんな会社が現在のビジネスモデルに至った背景にはどのようなことが見られるのでしょう?

今回は、プリントパックが設立された背景から経営理念、さらに現在のビジネルモデルに行き着くまでの過程などについて詳しくご紹介していきたいと思います。

なぜプリントパックはネット印刷業界で大手となっていったのか、今回の記事を読めばきっと見えてくることでしょう。

プリントパックの歴史やビジネスモデルについて知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

プリントパックのサービスの評判や他社との比較はコチラ

プリントパックってどんな会社?

まずはプリントパックがどのような会社なのか把握しておきましょう。

株式会社プリントパックは、京都府向日市に本社を構える主に印刷業務を担う企業です。

1970年に創業し、現在はネット印刷業界の中でもトップクラスの規模を誇る印刷サービスを提供しています。

京都の本社以外にも東京・大阪・京都に支店を持ち、さらに東京・京都・群馬・福岡・千葉・北海道に工場を持っています。

プリントパックの特徴と言えば、何と言ってもローコストで、素早く印刷してもらえるという点ではないでしょうか。

全国各地にある工場は24時間体制で稼働しており、高品質な商品を素早く仕上げてくれます。

場合によっては受注から納品まで最短12時間での注文も可能なので、急ぎの案件で印刷をしたい場合もプリントパックで行うと素早く仕上げてもらえるでしょう。

また、安さに関しては、ポイント還元を実施し業界最安値を維持を徹底しています。
送料もかからないので費用を最小限に抑えたいという方にも安心です。

このように、プリントパックがネット印刷業界でトップクラスの規模を誇れるのは品質の良い印刷物を素早く、そして安く仕上げることで維持できていることが分かります。

プリントパックの設立の背景、経営理念など

創業してから45年以上経過し、高品質かつ低価格の印刷物を多くの人に提供し、目覚ましい発展を続けているプリントパックの設立の背景や沿革、経営理念に迫っていきましょう。

プリントパック設立の背景について

1970年に創業したプリントパックは、今ではインターネットを窓口とした印刷通販事業として展開していますが、創業した当初はオフセット印刷の焼付分野として展開していました。

創業者は現在の会長で、数人の仲間とともに創業し仕事を行っていました。

当初、印刷業界は不良品の発生率も多く費用も多く掛かる時代だったので、一部の大手企業でしか利用されないものとなっており、一般家庭や小規模な企業では手が出せないものでもあったのです。

こうした理由があったからこそ、誰もが気軽に印刷物を手に入れる世の中、さらには印刷の良さを知ってもらい普及させたいとの思いでインターネットを窓口にして印刷を依頼できるプリントパックを立ち上げることとなったのです。

プリントパックが大切にしている経営理念とは?

次に、プリントパックの経営理念について解説していきましょう。

創業してから45年以上、プリントパックが仕事をしていく上で最も大切にしていることは「お客さま第一」という経営理念です。

印刷物が綺麗であることはもちろんのこと、安くて早いことなどが求められている時代となっているので、お客さまのためにどこまで考えられ、どこまで行動でき、どこまで尽くせるかが経営をしていく上で重要となるのです。

他人が利益を得られるように振る舞おうとする心を意味する「利他心」がプリントパックの根本精神となっているので、常にお客さまのことを考えて事業を行っていることが経営理念を見ると分かるでしょう。

コストとシステムを見直して印刷物を広める

プリントパックのビジョンとして「誰もが印刷物を発注できる世の中をつくる」ことが挙げられます。

上記にも記したように、プリントパックが設立された時代では印刷物はとても高価なもので、一部の企業でしか利用できないデメリットがあったのです。

そのデメリットを払拭するべくプリントパックは経営をしていたのですが、何よりも「安さ」が大切となります。

誰もが発注できるようにするためには、安さが最大で重要なとテーマとなりコストを削減することや様々な人が使えるようなシステムを作り上げることが重要となるのです。

コスト削減としては、デザインデータを1件ずつ印刷する従来のシステムから大判の紙に配置して印刷するシステムを採用することで極限までコストを削減することに成功し、お客さまには安さを提供することができます。

そして、プイリントパックの強みでもあるインターネット環境を利用したシステムによって、様々な人が利用できる環境を作り出したのです。

プリントパックで取り扱っている商品やサービスについては、公式ホームページに詳しい内容まで記載し、24時間日本のどこからでも注文できるようなシステムを開発し、フォトショップやイラストレーターだけではなく、ワードやパワーポイントなどのビジネスソフトにも対応することで、様々な人たちに対応してもらえるよう仕組みを変えていったのです。

システムの開発に関しては、「安く・早く・簡単に」を目標として、今後も範囲の拡大やシステム開発が行われていくでしょう。

利他心の心を大切に、お客さまが何を求めているかを考えて進化していくことが予想できるので、今後の発展にも注目していきましょう。

沿革から分かるプリントパックの発展

1970年に創業し、1986年にはカラー写真製版業務を開始したプリントパックは、1993年に業務拡大のため企画部門を設立しました。

1995年にはデジタルネット化に対応し、ホームページを開設することとなったのです。

そして、2002年には現在のスタイルでもあるWEBを窓口としたインターネット印刷通販事業を開始し、様々な人に利用できるように変化していきました。

その後も、4色デジタル印刷機や製本機、折加工機追加導入やプリントパックの注文システムのバージョンアップ、保証制度の導入によるサービスの充実に加えて東京や大阪など全国に支店や工場の開設するなどを続け発展をしてきました。

現在ではユーザー数が100万人を超えるほどに発展し、創業当初のように大手の企業だけではなく中小企業や小売店、個人のお客さまなど幅広い方々に利用される印刷業社になったのです。

プリントパック設立当初の時代背景など

印刷物を多くの人に広めたい思いで安さや手軽さを押し出して営業しているプリントパックですが、設立された当初は、まだまだ印刷物が高く普及もされていない時代であったことが予想できます。

現在では素晴らしい発展を見せているプリントパックですが、どういった時代背景で設立されたのか探っていきましょう。

ミスの多い印刷業の中で高い品質を維持し続けたプリントパック

1970年に現在の会長と数人の仲間とともにオフセット印刷の焼付分野として創業したのですが、当初は同業他社の不良品発生率が10~20%と多かったにも関わらず、プリントパックに関しては半年に1回程度の確率で不良品の発生があるという状態だったので、業界の中でも評判が良かったことが分かります。

その理由としては、社内検査の厳しさがあるのでしょう。

社内で独自の基準を設けて徹底的に検査を行うことで、疑わしいものがあれば全てやり直しをするようにしていたので、ミスが少なかったと言えます。

そのため、狭い業界でもある印刷業において噂が広がり、仕事の数も急増することになったのです。

オフセット印刷とはどういった印刷なのか

次に、創業当初行っていたオフセット印刷について解説していきましょう。

オフセット印刷は「平版印刷」とも呼ばれ、印刷の版板に凹凸がなく複数の転写工程によって紙に転写していく仕組みとなっています。

詳しく解説すると、凹凸のないアルミ製の版の表面に感光剤と呼ばれる成分が塗られていることで現像することで「水がのせやすい部分」と「水をはじく部分」の2種類に分かれるように加工されています。

そのため、水で濡らすことでインキを付着させると水と油が反発して水をはじく部分にのみインキが残るのです。

オフセット印刷と呼ばれる理由としては、版につけたインキをブランケット胴に転写し、紙に転移して印刷することとなり、転写を「オフ」転移することを「セット」と言うので、オフセットと呼ばれるようになりました。

ですが、創業した当初は費用が掛かってしまうので一般的にはあまり普及していなかったことが予想されます。

そのため、「印刷=高価なもの」というイメージが付きやすくなってしまうため、仕事が集まっても大手の企業しかなく、一般家庭や小規模な企業には手が出せない存在となり、印刷の良さが伝わらずに終わってしまうのでないかという懸念がプリントパックにはあり、それ以降印刷に関わる全ての工程を立ち上げるべく自社内一貫制作体制を構築していったのです。

オフセット印刷からデジタルへ

1970年代は印刷業界でもオフセット印刷や電算写植などが主流となっており、プリントパックを含めた多くの印刷会社でも上記の方法が取り入れられるようになっていきました。

しかし、その後1985年頃からアメリカでDTP(卓上出版)が主流となり始め、日本でもパーソナルコンピュータが企業に導入されて以降、DTPなどのデジタル印刷が主流となっていったのです。

プリントパックでも1995年に総合画像処理からデジタルネット化への対応を実施しています。

日本ではこの頃、Windows95を取り入れる企業が増えていました。

プリントパックもデジタル化に向けて動き始めていたのです。

これまでのオフセット印刷からデジタル印刷に向けた動きは各印刷会社でも行われていたかと思いますが、プリントパックは日本でパーソナルコンピュータが出始めた頃から素早くデジタルネット化への対応が進んでいたと言えます。
プリントパックが創業した時代では、印刷物はとても高価なもので失敗も多いことがわかりました。

ですが、プリントパックにおいてはミスが出ないように業務をこなすことで仕事が増えていったようですが、費用が高いことで印刷物の良さを世間に広めることができないもどかしさもあったようです。

こうした思いからプリントパックでは、印刷物の普及をすべくシステム開発やコスト削減などを行うようになり、現在の地位を築くこととなったと言えるでしょう。

プリントパックが現在のビジネスモデルに行き着くまでの過程

プリントパックは、現在では一般的に広まっているネットから申し込み、印刷物を届けてもらえるビジネスモデルを、業界内でも先駆けて導入しています。

そんなプリントパックが現在のビジネスモデルに辿りついた経緯はどうなっているのでしょうか?

プリントパックのビジネスモデルについて調べてみました。

プリントパックの原点

創業当時、プリントパックは製版業者として印刷業務のごく一部を担っていたものの、その範囲は少しずつ幅を広げていき、自社でも会社案内を作成したいと話が出始めたのです。
その当時は、まだデザインをできる人が社内にいなかったため、外部のデザイナーに依頼することになりました。

その打ち合わせの最中、会社案内のデザインにかかる費用は予想以上に高額で提示され、まだ規模の小さかったプリントパックにしてみれば、かなり勇気のいる投資だったようです。

その時代の会社案内は、最も会社らしさがある会社のみが作成していたらしく、高額な投資になるとしてもそれ以上の価値があると考えたようです。

この会社案内をデザイナーに依頼したことが、現在のビジネスモデルの原点となったとされています。

印刷物の普及に努める会社づくり

会社案内でデザインを依頼したことで、印刷物をつくるにはそれなりに大きなコストがかかることを改めて理解しました。
それと同時にそのデザインには価格以上の価値があると見出したのです。
しかし、印刷物をつくるのも、デザイン以外に製版、印刷、紙、加工など様々なコストがかかってしまい、なかなか高額なので敷居が高いイメージが定着してしまいます。
もともとお金のある個人や企業なら容易につくることができますが、お金がないと作りにくいので、もっと気軽に印刷物をつくれないかと考え出したのです。

敷居が高いと印刷物はごく一部の人だけしか利用できなくなることをプリントパックの会長や社員は懸念していました。
印刷をもっと色々な人に広まって欲しい、欲しいと思っている全ての人に提供したいという思いも強く持っており、印刷の良さをアピールし、普及に貢献できる会社を何年かけてでもつくろうと、社内での一貫制作の体制づくりを検討しはじめました。

現在のビジネスモデルを構築

今まで印刷工程の一部であった業務を、30年かけて全ての工程を行える体制を整えていきました。

製版事業からスタートした長年の経験から、低価格かつスピーディ、そして40年続く品質を維持した印刷物を作成できるようになったのです。

そして、よりコストをカットするため、そして利便性を高めるために2002年9月よりインターネットを窓口にした印刷通信事業としてスタートしました。

当時はインターネットが普及しつつあるものの、現代のようなネットプリントの普及には至っていませんでした。

プリントパックは印刷業界でもいち早く通販による印刷物の提供を開始したのです。

今では印刷物に限らずネットを窓口にした業務が一般化しつつありますが、プリントパックはどこよりも早くインターネットの将来性に注目していたのかもしれません。

もちろん、サービスの開始当時から現在までは好評の声もあれば、改善点や使いづらさを指摘する厳しい声も少なくなかったようです。

プリントパックは印刷物を誰でも手軽に手に入れてもらうために、厳しい意見に対しても真摯に受け止め、より高品質なサービスを提供できるように改善を繰り返し行ってきました。

格安のネットプリント業者は増えていますが、サービス精神が多くの人々からの支持を受けているだと考えられます。

そして、低価格と品質に自信のある印刷を多くの人に提供したいという願いが、プリントパックの今のビジネスモデルにつながっていたのでしょう。

まとめ

プリントパックが設立された背景から経営理念、さらに現在のビジネスモデルになるまでの経緯についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

プリントパックが現在の姿になるまでは、同業他社の印刷会社と同じくオフセット印刷やカラー写真製版事業を行っていました。

しかし、その後時代はデジタルへと進んでいきます。

印刷業界でもデジタル化への波を受けて業務を新たに拡大・一新する企業もありましたが、その中でも特に素早くデジタル化への対応を進めていったのが、プリントパックだと言えます。

プリントパックはWindows95が発売された1995年からすでにインターネットホームページを設置しています。

この頃は現在のようにネットを介して印刷通販事業を行っていたというわけではありませんが、印刷業界の中でも先駆けてインターネットを活用してきたと言っても過言ではないでしょう。

2002年、Web窓口を開設し同時に株式会社プリントパックを設立したのは、ネット印刷に活路を見出したことが理由に挙がるのではないかと考えられます。

2000年以降、家庭でも少しずつインターネットが普及していた頃で、小学校などの教育現場でもパソコンを使って授業が行われるようになっていきました。

インターネットというものが少しずつ身近になってきたことで、印刷への窓口をもっと広くできるのではないかという考えがあったからこそ、ネット印刷通販事業が行われたのではないでしょうか。

現在のビジネスモデルに向けて早期から取り組み、さらに従来のプリントパックが持つ品質の良さはそのままに提供できるよう、工夫されていきました。

創業された1970年から現在に至るまで、どうすればより良いものをお客さまに届けることができるのか、どうすればより素早く届けることができるのか、という徹底した考えが現在のビジネスモデルをもたらしたと考えられます。

ネット印刷業界の中でもトップクラスの規模となったのは、業界の中でも比較的早い段階でネット印刷業界を作っていったことだけではなく、さらにISO 9001の取得によって高品質なサービスを維持できるように対策を取っています。

これまでどうしても安く、素早い印刷案件では質が落ちてしまう可能性も否めませんでした。

しかし、プリントパックはお客さまに喜んでもらうために質を落とさず、安く素早い商品のお届けを行うべく品質管理システムを導入しているのです。

現在もカタログやチラシ、名刺など、印刷物を安く、そして素早く届けるために様々な工夫を取り入れているので、ぜひ現在のプリントパックを確認してみましょう。