こんにちは!
本日は、アールエスアセットマネジメントの事業について取り上げてみます。
皆さんはアールエスアセットマネジメントの事業内容についてどれほどご存知でしょうか?
中には全く知らないという方もいらっしゃるでしょう。
アールエスアセットマネジメントでは、太陽光発電や風力発電などの「再生可能エネルギー」を用いたアセットマネジメント業務を中心に展開しています。
法人からの評判も良く、多くの取引先を抱えているのですが、具体的にどんな事業を行っているのでしょう?
そこで今回は、アールエスアセットマネジメントの事業内容や今後の事業展望、さらに太陽光発電業界における近年の動向も含めてご紹介していきます。
日本のエネルギー事情に興味がある方はもちろん、アールエスアセットマネジメントについて気になっているという方はぜひ参考にしてみてください。
近年の太陽光発電業界の動向
現在、太陽光発電は急速な発展を遂げていて、大きな注目を浴びています。
政府の政策もあり、固定価格買取制度を運用する転機になったのも2018年です。
これは、太陽光発電業界において大きな変化になると考えられます。
そのような動きがある現状を踏まえて、これからの太陽光業界の動向を見ていきましょう。
■2018年は駆け込み認定が増えた
経済産業省による太陽光の引き締め政策が行われたことによって、太陽光発電の導入が活発化されました。
なぜ2018年に太陽光発電の駆け込み認定が増え、活発化したのでしょうか?
それには、2017年は改正されたFIT(固定価格買取制度)ばかりだったということが理由になると考えられています。
法改正が行われたことにより、事業用の低圧案件の認定作業が遅れてしまい、着工できないというケースが多くなっていたのです。
また、「事後的過積載」を認める最後の年も2017年でした。
そのため、太陽光発電関連の企業が増設ビジネスが経営リソースに割いたことも新しく着工できない原因となっていました。
その結果、2018年に駆け込み認定が多くなったと言えます。
2019年は、2018年以上に駆け込み認定が増えることが予想されているため、太陽光発電業界はさらに活発化することでしょう。
■市場規模の拡大も見込まれる
2019年は、2017年の改正FIT移行、2018年の未稼働案件への措置で設定された運転開始期限付きのまだ稼働していない案件の竣工が重なります。
これは、今以上に市場規模が拡大するということを表しています。
運転開始期限付きのまだ稼働していない案件の稼働に関しては、2019年~2021年の間に完工する予定です。
それらの分だけでも年間で5GW~6GW、2018年の駆け込み認定分の8GWが2年~3年の間に稼働することが予測できます。
このことを踏まえ、交流ベースで7GW~8GW、直流ベースで8GW~10GWという市場規模になることが見込まれていると言えます。
■固定価格買取制度から抜け出す新たな制度の導入も
現在は、固定価格買取制度を活用した太陽光発電事業が行われています。
しかし、2019年6月までに新しい電力買取メニューの提供が開始されることが決定しています。
JPEAの増川武昭事務局長が「住宅太陽光の電気は12円/kWh程度の価値は十分にある」と話したことから、買取単価の基準はこれが目安になる可能性があるでしょう。
もしも買取単価が高めに設定された場合は、オプションの1つとなっている「家庭用蓄電池による全量自家消費への移行」の経済性は低くなってしまいます。
そのため、固定価格買取制度から新しい電力買取メニューの提供がスタートするまでに顧客争奪戦が繰り広げられることが予想できます。
太陽光発電業界は、目まぐるしい変化を見せています。
技術が発展していくということは、それに伴って制度も変えていかなければいけないからです。
これからは、ますます技術が発展していくことが予想されるので、さらなる変化が生まれることは間違いないでしょう。
アールエスアセットマネジメントの事業内容
太陽光発電に関する事業を行っている会社は、たくさんあります。
その中でも、日本各地に太陽光発電の設備を設置するなどの実績を残している会社があります。
それが、アールエスアセットマネジメントです。
続いては、太陽光発電に関する事業を行っているアールエスアセットマネジメントの具体的な事業内容について見ていきましょう。
■アレンジメント事業
アールエスアセットマネジメントのアレンジメント事業では、若い世代のアセットマネージャーを中心に、ファンドストラクチャーの構築や運営管理業務を行っています。
太陽光発電は現在、20年間固定買取制度を取り入れることによって電力会社への売電が可能です。
売電の価格は変動することがなく、テナント退去や流動リスクなどもないので、安定した収益を得られると注目を集めています。
アールエスアセットマネジメントにおいては、太陽光発電設備の設置候補地の選定から設置、メンテナンスまでトータルでサポートできる体制を整えています。
そのため、アールエスアセットマネジメントのサービスを活用することで、初期コストや資産管理コストを抑えながら太陽光発電投資ができるのです。
アレンジメント事業の中のァンドストラクチャーの構築というのは、投資家へのリターンを最大化するためのストラクチャーを構築するという業務です。
そして運営管理業務というのは、資産運用や設備を管理・保守するという業務です。
運営管理業務がしっかりと行われているため、資産運用の状況やメンテナンスの状況などを投資家にタイムリーに伝えることができます。
つまり、透明性の高いレポート作成を実現しているということになるでしょう。
■インベストメント事業
アールエスアセットマネジメントのインベストメント事業は、太陽光発電の設備を持っている特別目的会社へのTK出資(匿名組合出資)を行うことで、安定した収益の確保をサポートするという業務です。
TK出資(匿名組合出資)という出資方法は聞きなれないかもしれませんが、複数の投資家が1つの会社に匿名で出資し、そこから生まれた収益を投資家に分配されます。
この出資方法は、リスクが出資持分のみなので大きな負債を負ってしまう可能性が少ないと言えるでしょう。
つまり、投資家が大きな収益を得るためにどうしたら良いのかを考えているのがインベストメント事業ということになるのです。
これまでの実績があるからこそ展開できる事業でもあります。
■太陽光発電設備は全国に設置
アールエスアセットマネジメントのメインは、太陽光発電事業です。
そのため、九州地方を中心に全国各地に太陽光発電の設備を設置しています。
現在は、茨城県や山口県、長崎県、静岡県、埼玉県、栃木県など幅広いエリアに設置を完了しています。
今後完工予定の案件やこれからスタートする案件もあるので、さらに多くなることは間違いないでしょう。
このことからも、アールエスアセットマネジメントは多くの実績を残しているということが分かります。
アールエスアセットマネジメントの今後の事業展望
アールエスアセットマネジメントの取り組みは、様々な場面で注目されています。
では最後に、多くの実績を残しているアールエスアセットマネジメントの今後の展望について見ていきましょう。
■期待される再生可能エネルギー
東日本大震災をきっかけに、再生可能エネルギーに対する期待は大きく高まりました。
再生可能エネルギーは枯渇することなく永続的に使用できることから、災害をきっかけに注目されるようになったのです。
アールエスアセットマネジメントは、そんな魅力を持つ再生可能エネルギーを活用した事業を行っています。
再生可能エネルギーを活用した発電の中で最もメジャーになっているのは太陽光発電ですが、アールエスアセットマネジメントではその他にもバイオマス発電や風力発電設備の設置も行っています。
これからの時代は、今以上に電力問題が大きくなる可能性もあるので、さらに注目を浴びていくことでしょう。
■多くの企業が再生可能エネルギーを活用した発電設備の導入を検討
再生可能エネルギーによる発電が注目を浴びるようになったことで、多くの企業が再生可能エネルギーを活用した発電設備の導入を検討するようになりました。
政府でも、再生可能エネルギーの利用を促すことが重要だと考え、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の導入を行っています。
政府が注目して制度を整えれば、さらに多くの企業が注目をするようになります。
そのため、多くの企業が再生可能エネルギーを活用した発電設備の導入を検討するようになったと言えるでしょう。
アールエスアセットマネジメントは、そのような状況の中でいち早く再生可能エネルギーに注目し、事業を行ってきました。
アレンジメント事業やインベストメント事業を通して、投資家のサポートをすることによって大きな実績を残し、大手のエネルギーファンド・アセットマネジメントを行っていると言えます。
また、アールエスアセットマネジメントは太陽光発電のみではなく、バイオマス発電や風力発電など様々な再生可能エネルギーに関する事業を行っています。
これは、アールエスアセットマネジメントだからこそできていることで、大きな強みだと言えるのです。
さらに、市場調査やコンサルティングも行っているので、その場に適した取り組みができるのも魅力的なポイントとなっています。
日本国内はもちろんですが、海外におけるニーズにも応えられる大きな魅力を持っているのがアールエスアセットマネジメントだということになるでしょう。
幅広い視野を持ち、大きな枠組みで物事を捉えた事業を行っているアールエスアセットマネジメントは、これからもさらなる成長を遂げることが予想されます。
今後も、どのような取り組みをしていくのか注目したい企業であり、現段階での評判も良い企業です。
現在の事業をさらに応用し、時代の流れに沿った事業へと変化させていくこともアールエスアセットマネジメントに望まれていることだと言えるでしょう。