家庭教師のトライでお馴染みのトライグループをご存じでしょうか?
今や「家庭庭教師と言えばのトライ」と言えるほど大きく成長してきた企業です。
教育は各教育機関で受けられるものの、どうしてこんなにも大きな企業へと成長できたのでしょうか?
その答えはトライグループがこだわる理念と創業者や社長の熱意がサービスに込められていることにあります。
目次
トライグループの会社概要と沿革について
学習や知識の提供で人々に豊かさを感じさせてきたトライグループは、今や知らない人はいないほどの企業にまで成長しましたが、始まりは何と大学のサークルがきっかけだったそうです。
まずは、ここまで大きく成長を遂げてきたトライグループの会社概要と沿革からご紹介していきましょう。
トライグループは株式会社トライグループとして運営されている会社です。
創業年月日1987年1月、本社所在地は東京都千代田区飯田橋1-10-3にあります。
法人番号は9120901007577、資本金はグループ合計で3億2千2百万円にも上る非上場企業です。
代表は二谷友里恵氏、グループ全体を通しての従業員数は3,950名(2017年3月現在)で、登録教師数は 13万人(プロ・学生家庭教師含む)です。
登録教師数の非常に多く、数多くの人が教育に携わっています。
そして事業内容はというと、
- 家庭教師のトライ
- 個別教室のトライ
- トライ式高等学院
- My Gym
- 大人の家庭教師
- プロスポーツ家庭教師のトライ
- Try IT
- トライ式医学部合格
- 医学部予備校インテグラ
- トライ式合宿
- トライ式プログラミング教室
このように、単に学習についていけない、もっとスキルアップしたい学生だけに焦点を当てているのではなく、様々な人に向けた学習を提供しているのです。
また、自治体や行政機関との連携事業として全国200か所以上における場所にて学習支援も行っています。
近くに学習場所がないからという理由で学習できない子どもたちに
場所にとらわれない学びの提供をすることも事業の一つです。
今は、オンライン環境を使って学習の提供を行うところもあります。
様々な人から愛用されるトライグループの学習は、学力の向上だけではなく、人間性も豊かにしてくれるのです。
トライグループは1987年に平田修氏によって創業されました。
1987年1月に富山大学トライを創業。
後に大学生を派遣する家庭教師センターとしてマスメディアに取り上げられ、たちまち話題になりました。
その後1990年4月にトライグループを創業したのです。
トライグループになったきっかけは、1990年当時、悪徳業者や個人経営の派遣会社が増えてきた背景があり、そんな状況を少しでも打破したいという思いがグループの創業に至ったのです。
そして1999年2月には家庭教師派遣事業を全国47都道府県に展開しました。
2000年には直営1対1個別指導塾の「個別教室のトライ」を開始していき、その後も数々の教育システムを編み出していきます。
そして大きな転換期となったのが2005年です。
現社長の二谷友里恵氏がトライグループの代表取締役に就任したことで、トライグループが他を寄せ付けない程の偉大な存在になったのだと言われています。
二谷友里恵氏は自身が手掛けた斬新なCMで数々の人を虜にしてきました。
AKB48やアルプスの少女ハイジとトライを掛け合わせた記憶に残るCMで好感度はアップし、TVCM賞も多数受賞した経緯があります。
これにより世間には家庭教師=トライという図式が確立したのです。
二谷友里恵(トライグループ代表)の現在とこれまでの活躍について気になる方はこちらもぜひ読んでみてください↓
「人は、人が教える。人は、人が育てる。」
「人は、人が教える。人は、人が育てる。」というのはトライグループの教育理念です。
これは企業理念でもあり、常に変化を伴う日々に合わせて教育の重要性も変わるため、人が教えなくてはいけないのであると答えています。
トライグループが目指すのは、子ども達が持っている本当のやる気を引き出し、学習に対して前向きに考え生きる力を育むことです。
当然人は皆違い個性があるため、誰も同じ教育方法では最善の学習にはなりません。
だからこそ人と人とが向き合い、トライグループは1人ひとりの個性を見つめてそれぞれにあった最適な方法で生徒が自ら考える力や豊かな心を育んでいくのだと述べています。
代表取締役の二谷友里恵氏は全国No.1の家庭教師にグループになってもそのこだわりは変えることなく、今後もずっと1対1の個別教育を大事にしていくと言っています。
子どもだけではなく家族との深いコミュニケーションにも尽力し、確かな結果を残せるようトライグループが持つ教育のためにできる全てのことを提供していっています。
人が教えることによって育まれる人の豊かな心は、社長だけではなく教育に携わった人が皆そう思うことでしょう。
教育で誰かを喜ばせることができるトライグループの活動は非常にやりがいのある事業だと分かります。
気になるトライグループの採用情報について
続いてはトライグループの採用情報について見ていきましょう。
トライグループの公式ホームページでは現在、2021年度の採用情報について掲示しています。
■教育プランナー採用
教育プランナーとして、生徒1人ひとりの悩みに寄り添い教育を行う仕事です。
不登校問題や教育格差などの教育課題に対しても課題解決を行います。
初任給
- 全国型:240,000円(学部卒)、248,000円(大学院卒)
- 地域限定型:220,000円(学部卒)、228,000円(大学院卒)
■次世代経営者育成採用
経営幹部候補として高度なプロジェクトマネジメント経験を積んで新規事業創造や経営企画を行う仕事です。
- 教育プランナー採用全国型 100名
- 教育プランナー採用地域限定型 40名
- 次世代経営者育成採用 10名
- 年2回
- 年2回以上(6月、12月)
※経験・業績・貢献に応じて優遇
- 全国勤務手当(教育プランナー採用全国型と次世代経営者育成採用のみ)
- 地域手当(地域により異なる)
- 通勤手当
- 子ども手当
- 成果手当
- 役職手当
- 時間外労働手当
- 全国の各事業所および教室(海外勤務あり)
※地域限定型の場合にはエリア内異動
- 10:00-19:00
- 13:00-22:00
- その他 ※部門により異なる
- 週休2日制
- 夏季休暇
- 年末年始休暇
- 慶弔休暇
- 年次有給休暇(初年度10日間)
- 社会保険完備
- 産前産後休暇
- 育児休暇
- 退職金制度(確定拠出年金制度)
- 保養所(軽井沢)
このような採用情報になっています。
これは新卒採用情報になっており、中途採用の情報は各求人サイトにも掲載されています。
求めている人材としてはどちらも大卒以上になっていますが、教育免許やカウンセラーといった免許は必要なく多くの人が応募できる会社になっています。
教職の資格の有無を問わない理由は充実した新人研修にあります。
業界理解、マナー研修、ロジカルシンキングといった、トライグループで働く一員として重要なことを学んでいけるようになっています。
また、トライグループでは年齢や学歴、入社年数などにもとらわれることなく実力のある人材が活躍できる環境です。
事実、新卒入社3年目に首都圏営業部の部長職となり、5年目には最年少で執行役員に就任し活躍している例もあります。
経歴にとらわれず成長できる環境
上記したように、トライグループは年齢を気にせず実力のある社員が活躍できる、という特徴があります。
例えば、最年少執行役員として第二創業期を迎えるトライグループの屋台骨を担うとある社員のインタビューが以下に掲載されていますが、
現在1,200人の社員を抱えながら経営戦略等様々な事柄にチャレンジできる環境についてこのように述べています。
しかし、この背景には多くの失敗と多くの挫折がありました。この失敗と挫折の数は、世の中の同世代の人たち比べて、最も多いと言っても過言ではないでしょう。ただし、この失敗・経験をどれだけ乗り越えるかが、若いうちに成長するポイントだと、私は経験通して感じています。経営者として矢面に立つこと。そして、それをチャレンジさせてくれながらも失敗を許容する風土があること。これが圧倒的に20代で成長するカギなのかもしれません。
引用URL:https://www.trygroup.co.jp/company/recruit/2021/interview/member10.html
インターンシップで職場の様子は確認できるのか?
募集について知ったところで、今度はインターンシップがあるのかどうか知りたい人は多いのではないでしょうか?
トライグループではインターンシップ生も募集しており、参加することによってトライが持つ教育とコンサルティングの関りを詳しく理解できるようになっています。
事業の様子を確認するだけではなく、プレゼンテーションもインターンシップのメインにしており、
企業の理念や事業内容を明確に理解したい人にとって非常に貴重な時間になることでしょう。
気になっている方、応募しようかどうか迷っている方はぜひ参加してみましょう。
トライグループが持つ魅力を存分に感じられるはずです。
トライグループの最新情報
ここからはトライグループの最新情報について取り上げていきたいと思います。
トライグループが挑む基幹系システム刷新
トライグループでは事業拡大に伴い、生徒との契約や派遣する家庭教師の指導データ、登録・契約内容などの管理などを担ってきた基幹系システム刷新をすすめています。
今回からはこれまで外部に一任していたシステム開発に参加し共同開発する形となるようで、旧システムから新システムでの移行は段階的に進めていくとしています。
ファンドによる買収
英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズがトライグループを買収する予定です。
買収金額はなんと1000億以上と言われています。
また現在は非上場企業ですが、数年後の上場を目指すとのことです。
参考:英ファンドがトライ買収 コロナが呼ぶ「EdTech」再編
「CM総研2021年12月 BRAND OF THE YEAR 2021」選出
アルプスの少女ハイジに登場するキャラクターたちが活躍するお馴染みのCM「秘密会議篇」「おんじスピーカー篇」が、それぞれ2021年度のCM総研を受賞。
さらに上記2作品同時にBRAND OF THE YEAR 2021に選出されました。
このCMはトライのHPからも見ることができます。
https://www.trygroup.co.jp/cm/awards/
公式LINE「トライさん」始動
中・高校生を対象に、無料学習コンテンツの提供を目的とした公式LINEアカウント「トライさん」がスタートしました。
10代にとっては欠かせない存在のLINEを活用し学習効率を上昇させるというこの仕組は、学びのIT化を推し進めるトライグループならではのアイディアといえるのではないでしょうか。
オンラインのトライ式プログラミング講座を開始
2022年12月20日、これまで全国で開講してきたプログラミング教室が、教室に行くことなくどこでも受講できる「トライ式プログラミング教室オンライン講座」として開講されることが発表されました。
ここで使用する教材はソニー・グローバルエデュケーションのロボット・プログラミング学習キット「Virtual KOOV」をベースに制作されたオリジナル教材が使用されるということです。
講座は1回60分で、初級・中級・上級それぞれ12回ずつの合計36回です。
受講前に無料オンライン体験に参加することもできるので興味がある方は体験してみてはいかがでしょうか。
トライグループのまとめ
ここまでトライグループについてたくさんのことをご紹介してきました。
創業者の平田修氏の教育の熱意を絶やすことなく熱心に生徒1人ひとりを教える教育や、社長二谷友里恵氏の注目を集めるCMによって、
さまざまな人から興味を持ってもらえるようになり、こうして大きく成長してきました。
今後も教育理念を大事にますます良い評判を集める企業へと成長することでしょう。
就職活動を行っている方はインターンシップを通じて企業の理解を深めることもできます。
ぜひ今一度トライグループに目を向けてみてはいかがでしょうか?