【本記事においては取材を依頼し、取材費をいただいて記事を掲載しています】
アウトソーシングテクノロジーは、エンジニア派遣を主に手掛ける会社です。
在籍するエンジニア数は国内トップクラスを誇るほか、派遣先の業種もITや機械、電子、電気、ソフトウェアをはじめ、デジタル家電やロボティクス、医療機器の研究開発など幅広いのが特徴です。
今回は、そんなエンジニア派遣の大手とも言えるアウトソーシングテクノロジーの評判について調べてみました。
実際に働いている方の口コミもご紹介しているので、アウトソーシングテクノロジーの派遣事業の内容や評判が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
アウトソーシングテクノロジーとは?
アウトソーシングテクノロジーとはどのような会社なのか、まずは会社情報や事業内容を見ていきましょう。
【会社概要】
社名:株式会社アウトソーシングテクノロジー
代表:代表取締役社長 笠井 嘉明
設立:2004年12月
所在地:東京都千代田区丸の内1-8-3
丸の内トラストタワー本館16・17階
事業セグメント:国内技術系アウトソーシング事業
【経営理念】
プロフェッショナルな人材を育み、人とテクノロジーを融合させ、あらゆる産業のイノベーションを支援し、働きがいの持てる社会を実現する
株式会社アウトソーシングテクノロジーは、IT・機械・電子・電気・ソフトウェアの技術者派遣や専門職の職業紹介業務をおこなっている会社です。
丸の内にある本社をはじめ、50以上の支店や営業所、開発センターを有しています。
経営理念にあるように、アウトソーシングテクノロジーは日本のモノづくりを技術力と人間力で後押ししたいと考え、専門的な技術を持つ人材の育成と輩出に力を入れているのが特徴です。
アウトソーシングテクノロジーは、朝日新聞が発表した「2024年卒就職人気企業ランキング」で総合71位に入るほど、学生からの認知度、人気ともに高い企業です。
エンジニア数は過去3年間で約1.4倍に増え、2020年には新卒採用者数で全国で2位になった実績を持つといいます。
また、2023年12月時点では、17,544名ものエンジニアが在籍しているそうです。
こういった実績からも。アウトソーシングテクノロジーが、求職者のみなさんにとって魅力的な就職先の一つだということがわかります。
アウトソーシングテクノロジーの事業内容とは?
アウトソーシングテクノロジーには、現在グループ会社も含めて20,000名を超えるエンジニアが所属しています。
この人数は国内トップを誇り、IT・機械・電子・電機・ソフトウェアに加えて建設や医薬など幅広い産業で活躍しています。
ここでは、アウトソーシングテクノロジーの事業内容について、さらに詳しく掘り下げていきましょう。
人材派遣業
専門的な知識と高い技術力を持つエンジニアを派遣し、各産業の成長を支援しています。
また、これから起こると予想される人材不足問題を打破すべく、技術系人材の育成にも力を入れており、グループ企業であるKENスクールでは、エンジニア教育機関として実用的な研修カリキュラムを実施しています。
こうした努力の成果もあり、在籍エンジニア数は2022年12月時点で24,713名にものぼります。
イノベーション支援事業
イノベーション支援事業では、様々な業界で問題となっている人手不足の解消と働き方改革を実現すべく、DX人材派遣と先端技術導入支援をおこなっています。
なお、DX人材とはデジタルトランスフォーメーションの推進や実行を担う多様な人材の総称です。
アウトソーシングテクノロジーでは、業務プロセスを把握しプロジェクトマネジメントや課題抽出を担うDX人材、SaaS・クラウド技術を中心にエンジニアを育成するデジタル技術人材の2つのDX人材を派遣する事業をおこなっています。
先端技術の導入支援では、スマートグラス系・セキュリティ系・業務管理系・作業効率化系の最新テクノロジーの導入により、一人ひとりの負担を軽くし、働きやすい環境を作るお手伝いをしています。
やばいって本当?口コミから見る実際の評判とは
アウトソーシングテクノロジーについて検索した際、「やばい」というキーワードが表示され、「どうやばいの?」と気になる方もいるかもしれません。
そこで、アウトソーシングテクノロジーの実際の評判はどうなのか、口コミを調べてみました。
入社前の説明に違わず、設計、解析業務に携わることができています。 幅広い業務に携わるということは、すなわち高頻度で異動することでした。そもそも社内で異動が推奨されるのですが、異動を打診されたことはなく、自ら希望して別の分野を指定したところすぐに異動が叶いました。
引用元:https://www.vorkers.com/one_answer.php?vid=a0A2x00000H4mer&qco=3
異動の頻度が高いとのことですが、自ら希望した分野に異動することもできるようです。
異動が苦手な方にとっては辛いかもしれませんが、新しいことに挑戦したい、幅広い業務を経験したい方には良い環境と言えるでしょう。
自社においては正社員という立ち位置だが、結局はお客様先へ派遣社員として従事する。客先メンバーとの交流、役割がメインとなり、それに加えて自社業務に関わるといった働き方となる。その為、客先で自分から積極的に業務を引き受ける事・積極的にメンバーに関わりに行く事・学びに行く事がその人自身の業務量や信頼に直結すると思う。自分次第で行動できる人が自分自身で働きがいを創っていけると思う。客先によっては、社員さんよりも裁量の大きい仕事・役割・立場の仕事を任せてもらえたりする。逆に、自走出来ないタイプの方には「働きがい」は見出すことは難しいかもしれない。
引用元:https://www.vorkers.com/one_answer.php?vid=a0A2x00000H6Hvk&qco=4
派遣先によって異なる部分ではありますが、積極的に行動することで責任ある仕事を任せてもらえることもあるようです。
派遣だからといって、機械的な作業が続くことはなさそうです。
かなり働きやすいのではないかと思います。 就業先によっては残業も少なく、育休等も取りやすいと思います。 有給も取りやすいです。
引用元:https://careerconnection.jp/review/565192/kutikomi/831251.html
アウトソーシングテクノロジーの評判について調べると「やばい」と表示されることがありますが、ネガティブな意味ではなく「やばいくらいホワイト」という意味でも使われているケースが多々見受けられました。
アウトソーシングテクノロジーは、ワークライフバランスが取りやすく働きやすいといった意見も多いです。
東証一部なだけあって福利厚生はしっかりとしている。 悪い部分は特に見当たらない。 うまく利用すれば良い制度が多いと思われる。
引用元:https://careerconnection.jp/review/565192/kutikomi/831251.html
アウトソーシングテクノロジーは、福利厚生が充実していると評判です。
家賃補助や家族手当、配偶者手当などが大手企業並みに充実しているほか、研修制度にも力を入れており、資格試験に合格すると奨励金が支給されます。
働きやすい環境が整っているので、満足している方は多いようです。
組織体制・コミュニケーション:3〜6ヶ月に1度、担当営業との簡単な面談あり。チャットアプリで繋がっているため、気軽に相談はできる。制度上のチームリーダーと半年に一度面談があり、自己評価に対するフィードバックがある。
引用元:https://en-hyouban.com/company/10105500843/kuchikomi/11549246/
気軽に相談できる体制や自己評価に対するフィードバックがあるとのことで、安心して仕事を進めることができる環境が整っていると思われます。
業務上の悩みや困り事など、些細なことでも気軽に相談ができる環境があることは嬉しいですね。
給与制度:やればやるほど上がる。自己評価が高いほど営業も取り合ってくれるので消極的だと変わらない。交通費に関しては全額支給の為そこはありがたいと思う。評価制度:年功序列ではなく半年ごとの評価で昇給が決まるように変化している。自分が頑張れば頑張るだけ給料にも反映されるそうだが、自分が行ったことがそのまま反映されるわけでは無さそう。聞き出す営業の力量にもよって変わってくるのではないかと思う。どれだけ営業に自分のやったことを伝えられるかで評価が上がる。
引用元:https://en-hyouban.com/company/10105500843/kuchikomi/11075219/
頑張ればその分給与が上がっていくとの口コミが多数ありました。
また、交通費はもちろんのこと、資格取得手当、住宅手当なども充実しているとの声もございます。
スキルアップ、キャリアアップを重ねて自己評価を高めていくことが、給与面を充実させる重要なポイントのようですね。
勤務時間・休日休暇:派遣先によって勤務時間は違うが、特別休暇の事前申請はいらず、特別休暇を取りやすい。多様な働き方支援:全国で勤務可能なため、行きたい場所での業務を志望すれば、その勤務地での業務を提案される。
引用元:https://en-hyouban.com/company/10105500843/kuchikomi/10727016/
勤務地に関する希望が通りやすいとの口コミを目にしました。
全国で展開している企業であるため、勤務地に関してはかなり融通が効くようです。
面接に関する口コミを確認したところ、ほぼ必ず勤務地に関する質問をされているご様子で、会社としても「配属先の職場へ通いやすいかどうか」はかなり配慮されている印象を受けました。
自宅からの通いやすさを重視されている方は、魅力的に感じるのではないでしょうか。
これも結局は派遣先次第と言わざるを得ない。
運が良ければ残業も少なく、年間休日も多い企業に派遣される可能性もある。
私はかなり忙しいところに派遣されたが、コンプライアンスはしっかりしていたようで、36協定を破らないよう営業と派遣先でやり取りしていたようだ。
引用元:https://www.vorkers.com/one_answer.php?vid=a0A2x00000Hh1fb&qco=6
コンプライアンスがしっかりしているとの口コミを目にしました。
アウトソーシングテクノロジーではコーポレートガバナンス体制の強化をおこなっており
各営業所が定期的に査察し、法令を遵守しているかどうかチェックをおこなっているようです。
「コンプライアンスには良い意味で非常に厳しい」との口コミも見受けられました。
多数の案件を取り扱っていることに魅力を感じる反面、各派遣先で法令がきちんと遵守されているのか、気になっている方も多いのではないかと思います。
コンプライアンス意識が高いのは良いポイントであると感じました。
【良い点】 早いうちから実践経験を積むことができたので周りに比べて成長やスキルアップを感じました。OJTを受けながらなのでしっかりサポートはしてくださるし私にはあっていました。 【気になること・改善したほうSがいい点】 教育機関がグループ会社にあるなど特に技術社員にはいいと思います。営業向けの研修等もありますが周知されてないのか知らない方が多いです。
引用元:https://jobtalk.jp/companies/10743/answers/6240154
しっかりサポートを受けつつ、早期から実践経験を積むことができたとの口コミを目にしました。
資格取得など、キャリアアップ・成長に重要な要素は多岐にわたりますが、やはり、現場での経験は最重要要素と言えるでしょう。
ただ、入社して早々から実践経験を積めるのは、良いことである反面、「業務をきちんとこなせるだろうか…」「派遣先に迷惑をかけてしまわないだろうか…」と不安になってしまう方もいらっしゃるかと思います。
しっかりOJTを受けながら、安心して経験を積めることが優秀なエンジニアの育成に繋がっていると感じました。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:未経験でもこなせるようなレベルの案件を選んでいただき、プロジェクトに参加することができた。プロジェクト先のメンバーも理解があり、大変助かっている。だが、参画時の履歴書が実際より能力があるように記載されてしまっていたため、参画先の人たちにとってはギャップが生じた可能性がある。
引用元:https://www.openwork.jp/one_answer.php?vid=a0AIh000001VM0B&qco=3
参加する案件については、本人のレベル・スキルなどに配慮し、慎重に選択されているようです。
ご本人との相談のほか事前に履歴書やスキルシートから能力を判断し、「案件先でやっていけるかどうか」を考慮していると推測されます。
自身の現在の能力について齟齬が無いよう、正確に伝えることがプロジェクト参加後のギャップが生じないようにする重要なポイントであると思われます。
自身の能力が上がれば、良いプロジェクトに参加できる可能性も上がるので、研鑽を重ねていきたいところです。
男女の境は特にないように感じる。今の現場は若い人間が多いからかそこに関しての差は特に感じられない。
引用元:https://www.openwork.jp/one_answer.php?vid=a0A2x00000KC3ah&qco=5
女性の方で「男性が多い職場だと思うし、現場で上手く馴染めるかどうか…」と気になっている方も多くいらっしゃるかと思います。
「男女の差はない」といった趣旨の口コミもいくつか目にしており、良い意味で男女の隔てなく、馴染みやすいようです。
また、「若い人が多い」との口コミも多数目にしており、20代・30代の方は特に馴染みやすいのではないかという印象を受けました。
年齢が近い方には、同年代の人達とともに成長していける職場として良いのではないかと思います。
アウトソーシングテクノロジーの派遣事業の特徴をご紹介!
アウトソーシングテクノロジーの主な事業は、自社に在籍するエンジニアを客先に派遣することです。
ここでは、アウトソーシングテクノロジーの派遣事業の特徴をご紹介します。
派遣先の業種が幅広い
エンジニアの派遣先分野が幅広いのも特徴の1つです。
IT・機械・電子・電気・ソフトウェアに加え、建設や医療など幅広い産業へ技術系エンジニアを派遣しています。
取引先の中には大手企業も多数
アウトソーシングテクノロジーの取引先には、大手企業をはじめ、官公庁や公的研究機関などもあります。
大手企業や官公庁でやりがいのある業務に就けることも、エンジニア派遣大手のアウトソーシングテクノロジーならではでしょう。
研修制度も充実
アウトソーシングテクノロジーは、未経験者向けの支援制度も充実している点も特徴の1つです。
エンジニアというと、それなりのスキルがなければ無理なのではと思われがちです。
しかし、アウトソーシングテクノロジーは研修制度が充実しているので、未経験者でもエンジニアとしてのスキルを身に付け、働くことが可能です。
グループ会社の運営するKENスクールでは、転職に役立つITスキルや資格の取得が目指せます。
なお、登録している社員なら、福利厚生の一環としてお得に受講できる点も魅力です。
アウトソーシングテクノロジーでは、スキルや知識のある方はもちろん、未経験者でもしっかりした研修制度を受けたり、スクールで学んだりすることで、エンジニアとして活躍することが可能です。
幅広い業種や職種のお仕事を取り扱っているので、やりがいのある仕事をしたい、専門的なスキルを身に付けたいと考えている方におすすめです。
女性エンジニアも多数活躍
アウトソーシングテクノロジーのエンジニアの男女比率は、男性:72%、女性:28%とのことです。
女性エンジニアが全体の28%と、多く活躍していることも特徴の一つでしょう。
女性エンジニアへのキャリア支援や、出産・育児に関するサポート制度などを充実させ、ライフスタイルやライフイベントに合わせて働きやすい環境を整えているからこそ、性別を問わず多くの方が活躍しているのだと思われます。
まとめ
今回は、エンジニア派遣の大手・アウトソーシングテクノロジーの事業や実際の評判について、詳しく取り上げてきました。
アウトソーシングテクノロジー、あらゆる産業に対応したプロフェッショナルな人材を育成・派遣する事業をおこなっている企業です。
今回アウトソーシングテクノロジーについて調べてみた結果、ただ技術力のあるエンジニアを派遣するだけでなく、これからの日本を支える人材の育成にも力を入れていることがわかりました。
また、ネット上でアウトソーシングテクノロジーと検索すると「やばい」などの気になるキーワードが表示されることもありましたが、実際口コミを調べてみると、働く環境がホワイトすぎて「やばい」といったコメントが多く見受けられました。
「やばい」=「ブラック企業」とは限らない、良い例と言えるでしょう。
就職活動中の方は、アウトソーシングテクノロジーを志望企業の候補に入れてみてはいかがでしょうか?