現在、本業があるという方の中でも将来に備えて、不動産投資を始めようと考えている方もいるのではないでしょうか?
しかし、不動産投資はとても大きな金額が動く投資であるため、なかなか始められないという方も少なくありません。
そこで今回は、本業があるけど不動産投資をしたいと考えている方に向けて、不動産投資を始めるベストな時期についてご紹介していきます。
不動産投資はできるだけ早く始めた方が良い
不動産投資はできるだけ早く始めた方が良いと言われています。
特に将来の資産形成を目的であれば、早期に始めることで運用期間が長くなり、それに比例して大きな資産を形成できます。
時間はお金で買うことはできませんし、取り戻すこともできません。
そのため、将来のために資産形成をしたいのであれば、不動産投資はできるだけ早く始めた方が良いと言えます。
不動産投資を早く始めるメリット
では、早く不動産投資を始めるメリットには何があるのか、具体的に見ていきましょう。
・融資を受けるタイミングを逃さない
不動産投資は融資を受けられるかどうかがポイントになります。
物件購入のために融資をしてもらうためには、与信が大きな影響を与えます。
安定した収入がある場合は融資をしてもらいやすくなりますが、収入が不安定であったり、もしも病気などで働けなかったりする場合は、融資が不利になるので注意が必要です。
また、不動産の価値が下がる時期を待っていると、年齢や収入などの都合で融資を受けられない状態になっている可能性もあります。
そもそも、不動産の価値が下がる前に、他の誰かが良い物件を購入してしまうことも予想されます。
そうならないためにも、早い段階で不動産投資を始めた方が良いということになるでしょう。
・融資の返済期間を長くすれば収支計画がプラスになる
融資は最長35年の返済期間設けることができます。
しかし、融資機関によっては完済時の年齢が制限されている場合もあるので、注意しなければいけません。
一般的には、80歳までに完済するという年齢制限が多いです。
このことから、年齢が若いうちに融資を借りていれば、返済期間を長くできるということになります。
44歳以下であれば35年の返済期間を選択できますが、50歳では25年、60歳では20年の返済期間しか選択できなくなるの、返済の負担は大きくなるでしょう。
融資の金額が同じでも返済期間が延びればその分毎月の返済金額は少なくなるため、キャッシュフローはプラスになります。
・資産形成を早い時期からできる
不動産投資は、株式投資や投資信託と違って、物件を購入した次の月から家賃収入を得られます。
そのため、余剰金で他の投資を運用したり、繰り上げ返済をしたりでき、運用力を高めることが可能です。
働いている間に返済していければ、老後は不動産収益で不安のない生活を送れるでしょう。
また、継続的に繰り上げ返済が可能であれば、毎月の返済額を減らすことができます。
したがって、収益性を高めることで新しい投資も始められるということになります。
・万が一に備えた準備ができる
もしも不動産投資を始める時期が遅くなった場合、収入や貯金が多くなっていることが予想されます。
そのため、今よりも大きな不動産を購入できる可能性が高くなるでしょう。
しかし、もしも不動産投資で失敗してしまった場合のリスクはその分大きくなってしまいます。
そのようなリスクを回避するためにも、できるだけ早い時期から始めるのが理想的です。
老後に備えた資産形成を目的としているのであれば、少しでも老後までの時間が長い方が良いと言えます。
不動産投資は長いスパンで考えることが重要になる
現在、本業があって不動産投資は副業にしようと考えているのであれば、物件を売って得るキャピタルゲインではなく、安定した収益を得られるインカムゲインを重視した方が良いでしょう。
不動産投資は物件を取得していれば、自動的に家賃収入を得られるので、第二の収入源にできるからです。
ただ、プラスの家賃収入を得るためには安定的であること、借入の返済を確実に行えるかどうかが重要でしょう。
目の前のメリットだけではなく、将来な展望も考えて必要があります。
将来の資産形成をするためにも、長期的なスパンで考え、早い時期から始めた方が不動産投資はメリットを感じやすいです。
これから不動産投資を始めようと考えている方にとって、始める時期はいつがいいのか悩みどころになるでしょう。
いつがベストかは、個人や投資目的によって異なるので正解はありません。
資金が潤沢であることも重要ではありますが、将来のことを考えれば、できるだけ早い時期からスタートさせた方が良いと言えます。
不動産投資をするのであれば、将来のこともしっかりと考えたて始めることが大切です。
不動産投資を始めるタイミングに悩んでいる方は、ご紹介した内容を参考に決めてみてはいかがでしょうか?